チタンの鎧 LOAD施工開始。ロードバイクタイヤの最後の一手に

チタンの鎧 LOADのパッケージ。ロードバイク用タイヤコーティング剤としてFF-Cycleで施工を開始します。 製品紹介
タイヤ専用コーティング剤「チタンの鎧 LOAD」の施工を開始いたします。

ロードバイクのタイヤは、走りの軽さやグリップ感、乗り心地に大きく関わる重要な部分です。

タイヤの銘柄、タイヤ幅、空気圧、チューブレスかクリンチャーか。
これらの違いは、実走でも比較的わかりやすい部分だと思います。

その一方で、タイヤ選びや空気圧ほど大きな差ではなくても、もっと細かな部分を整えることで、少しでも走りを良い方向へ近づけるという考え方もあります。

今回、FF-Cycleでは、タイヤ専用コーティング剤 「チタンの鎧 LOAD」 の施工を開始いたします。

チタンの鎧 LOADとは

チタンの鎧 LOADは、自転車用タイヤに施工するタイヤ専用コーティング剤です。

公式サイトでは、酸化チタンナノ粒子をタイヤ表面に施工することで、転がり抵抗の低減やグリップ力の向上などを狙う製品として紹介されています。

簡単に言えば、タイヤ表面に非常に細かなコーティングを行い、路面との接地状態を整えることで、転がりやグリップの改善を狙う製品です。

公式値では、転がり抵抗が平均約4.7%低減、グリップ力が平均16.2%向上するとされています。

ただし、ここで大切なのは、転がり抵抗が4.7%下がることと、走行タイムが4.7%縮まることはまったく別ということです。

ロードバイクの実走では、転がり抵抗以外にも、空気抵抗、勾配、体重、機材重量、路面状況、風、姿勢、ペーシング、当日のコンディションなど、さまざまな要素が関わります。

そのため、この転がり抵抗 4.7%低減、という数値だけを見て「これを塗るだけで劇的に速くなる」ということではありませんので、ご注意ください。

富士ヒルではどれくらいの差になるのか

では、来る富士ヒルを間近に控えておりますが、富士ヒルで考えた場合、どれくらいの差になるのでしょうか。

かなりざっくりとした試算になりますが、富士ヒルを75分前後で走る場合、転がり抵抗の4%前後の低減が実走でもそのまま効いたとして、タイム差はおおよそ7〜12秒前後だと思います。

条件によって多少前後すると思いますが、少なくとも1分単位で速くなるようなものではありません。

つまり、チタンの鎧 LOADを施工したからといって、劇的にタイムが縮まるわけではありません。
タイヤを別物に交換したときのような、はっきりした変化を期待する製品でもないと思います。

ただ、レースではその数秒が結果を分けることもあります。

富士ヒルでも、あと1秒、あと数秒、あと30秒で目標に届かなかったということは十分にあります。
私自身も、過去に約30秒差でゴールドを逃した経験があります。

タイムは残酷です。どのような背景があっても、結果は結果です。1秒でも足りなければ、狙っていたリングに届かないことがあります。

そう考えると、タイヤ選び、空気圧、補給、ペーシングなどの基本的な準備を整えたうえで、最後のひと絞り、最後の1ピースとして施工しておく意味はあると思います。

実際に使ってみた正直な感想

私自身も、何度か実際にチタンの鎧 LOADを使用してみました。

正直な感想としては、はっきりいいますが、劇的に変わるものではありません

塗った瞬間に「これは明らかに速い」と感じるような変化ではありませんでした。
タイヤがまったく別物になった、という印象でもありません。

実際の印象としては、言われればなんとなく少し良いような気がするというくらいです。

これは決して悪い意味ではありません。
むしろ、この手のタイヤコーティングとしては、かなり現実的な感想だと思います。

ロードバイクのタイヤまわりは、空気圧を0.1〜0.2bar変えただけでも印象が変わることがあります。
タイヤ銘柄を変えれば、もっと大きく変わります。

それに比べると、チタンの鎧 LOADの変化はかなり小さいです。

ただし、目に見えるほどではなくても、少しでも良い方向に変わる可能性があるのであれば、レース前の最後の準備として試す価値はあると思います。

タイヤを選び、空気圧を合わせ、補給を整え、ペーシングを考え、機材をきちんと整備する。

そのうえで、最後のひと手間としてチタンの鎧 LOADを施工する。

そういう位置づけであれば、十分に面白い製品だと思います。
私自身も、富士ヒル本番では使用して出走する予定です。

チタンの鎧 LOADを施工したロードバイクタイヤの表面。施工直後の状態です。
施工直後のタイヤ表面。劇的な変化を狙うというより、最後のひと手間として考えたい施工です。

施工料金とキャンペーンのお知らせ

FF-Cycleでは、チタンの鎧 LOADの施工を開始いたします。

施工料金は、タイヤ前後のご購入・交換作業と同時施工の場合、キャンペーン価格として550円税込です。

単体施工の場合は、1,100円税込で承ります。

新品タイヤへの施工は、タイヤ表面がきれいな状態で作業しやすいため、特におすすめです。

すでに使用中のタイヤへ施工する場合は、タイヤ表面の汚れや摩耗状態によって仕上がりが変わる可能性があります。
そのため、単体施工の場合は、タイヤの状態を確認したうえで作業いたします。

こんな方におすすめです

チタンの鎧 LOADは、すべての方に必須の施工ではありません。

まず優先すべきなのは、タイヤ選びと適正空気圧です。
そのうえで、最後の追加施工として考えるのがよいと思います。

特に、富士ヒルなどのヒルクライムで少しでもタイムを狙いたい方、レース前にできる準備はできるだけしておきたい方、決戦用タイヤをより良い状態で使いたい方には、試す価値があると思います。

また、タイヤまわりの細かな違いに興味がある方や、1秒、数秒の差も大切にしたい方にも面白い施工だと思います。

反対に、劇的な変化や明確な体感差を期待する方には、はっきり言って少し物足りないかもしれません。

まとめ

チタンの鎧 LOADは、自転車用タイヤに施工するタイヤ専用コーティング剤です。

公式サイトでは、転がり抵抗が平均約4.7%低減、グリップ力が平均16.2%向上した試験結果が紹介されています。

ただし、実際に使ってみた正直な感想としては、劇的に変わるものではありません。

タイヤが別物になるような変化ではありませんし、施工したから必ずタイムが縮まると断言できるものでもありません。

それでも、ロードバイクのレースでは1秒が結果を分けることがあります。

私自身、過去に約30秒差で富士ヒルのゴールドを逃した経験があります。
だからこそ、できる準備はできるだけしておきたいと考えています。

大きな効果を期待するものではありません。
しかし、最後のひと絞りとして、少しでも良い方向に変わる可能性があるなら試してみる価値はあると思います。

富士ヒル前の最終準備、決戦用タイヤへの施工、新品タイヤ交換時の追加施工として、気になる方はお気軽にご相談ください。